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店 主  坪内 俊治
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菌糸瓶 G-pot 菌糸ビン
HOME >> 菌糸瓶:クワガタ飼育アイテム >> G-pot菌糸瓶 >> Q&A

G−potの取り扱い説明、ご使用方法、Q&A

◇ G−pot菌糸ビン(菌糸瓶) 商品ページへ ◇

◇ はじめに ◇ 取り扱い ◇ 飼 育 ◇ Q&A


 【 はじめに 】

G-pot にご愛顧を賜りありがとうございます。
このガイドでは、基本的なことを説明しておりますがこのガイドに記載した方法が唯一 無二・絶対のものではありません。このガイドを踏み台にして、より高いレベルの飼育技術に挑戦していただき、G-pot の能力を最大限に引き出していただければ幸いです。

●最高レベルの品質を持つ商品をお届けできるよう日々努力をおこなっておりますが、それでも G-pot は、幼虫を入れれば必ず成虫が出てくるという「魔法のビン」になることはできません。あくまでも舞台を支える黒子です。

● "生き物である幼虫が、これまた生き物である菌床ビンに衣?食住を全面的にゆだねている”のが菌床飼育です。そして、それゆえに、クワガタの種類、個体差、季節変化、飼育環境、飼育目的などに応じた菌糸ビンの使用管理方法が必要とされます。

●ご使用いただく皆様には G-pot というハードの上での最適な使用管理法というソフトの開発に挑戦していただければ幸いでございます。
 【 取扱い 】菌床ビンGポットは生き物です。以下の点について十分なご配慮をお願いします。

1.箱からの取り出しと環境ならし

■お届け後、飼育温度との差を調整する期間が必要です。

・菌床内部温度は輸送温度まで変化しており、使用環境との温度差がきわめて大きなものと  なっています。
・お届け後の大きく急激な温度変化により菌の活動は急激に活発となり、ボトル内のCO2 濃度が大きく上昇し、 また代謝水の菌床上面への排出も増加します。(CO2 濃度は通 常の10倍程度まで上昇し、2〜3日後に正常に戻ります。)
・できれば、このような温度変化の大きい時期には飼育場所でボトルを上下逆さにした状態で、3日間程度の環境ならし期間をおき、その後に幼虫のセットを行うようにしてください。

■春・秋でも、到着後箱から出して新鮮な空気を供給し翌日使用

・春・秋の季節でも、輸送中の振動等により菌の活動は活性化してるため、酸素要求量が高まっています。1日程度  の環境馴らし期間をおいてから、幼虫のセットを行ってください。
・キノコ菌は有気呼吸を行いCO2と水を生じさせています
・キノコ菌糸は自身の生命を維持し生長するために、単糖を材料としそれに酸素を加えてエネルギーと二酸化炭素(CO2)と水を生じさせています。これは有気呼吸といわれる作用です。

2.使用環境

■Gポットの使用は25℃以内の環境で
・使用環境の温度は極力25℃を超えないようにしてください。
・ビン内の温度は環境より2〜3℃高くなります。
・Gポットに使用しているヒラタケ菌は高温耐性がありますが、菌床培地にクヌギ材を使用のため生理的制約を受けています。このため使用環境の温度には十分ご留意ください。
・可能なら18〜25℃までの温度での管理をおすすめします。ただし、種類や幼虫年齢によって温度を変える飼育法もあり、飼育目的その他により多様な環境設定が行われています。
・直射日光は厳禁です。

■サーキュレーション(循環)を十分に確保してください

・もちろん換気は必要ですが、使用環境内のサーキュレーションを十分に確保することがさらに重要です。狭いところに詰め込まず空気がうまく循環対流するよう配置してください。
・ビン数が多くコンテナ等で多段積み飼育の場合は床面にはスノコを敷き、壁面 および隣の列とは各10cm程度以上のスキマをあけておくことをおすすめします
・また、多数の飼育を行っている場合には、室内すみずみまで空気を動かせるよう、ゆるやかに扇風機などを回すことも有効です。

▼理想的なサーキュレーション環境の例 〜十分なサーキュレーションを確保した飼育ルーム〜 
◇ 公開!元木弘英さんの飼育ルーム ◇
キャスターつき台車を使用して、床との間にスキマの確保と収納の容易さを得ている。 園芸用ファンで室内のサーキュレーション
ビン間のスキマを十分に確保し網状の棚板のスチール棚を使用している。壁際の棚であっても通 風は十分。
■保管の場合も同様です
すぐ使用せずしばらく保管する場合も飼育と同様な環境でお願いします。
 【 飼育 】飼育には種々の考え方、やり方があります。これはそのうちの一つの例です。

1.幼虫のセット


初令・2令用としては550cc型・850cc型、おおむね18gを越える幼虫用としては1500cc型、 特大型幼虫用として は3000cc型をご利用下さい。

■幼虫をボトル中央の穴に入れる
・幼虫をビン中央の穴の中に入れる。
・キャップをはずす。
・ビン上面のオガコをスプーン(または薬サジなど)で掻き取り、中央の穴を露出させる。  すでに穴が露出している場合もあります。
・幼虫を穴の中に入れられるよう、穴を掃除する。交換の場合には幼虫の大きさに合わせ穴を大きくしてください。
・スプーンなどを使って、幼虫を優しくていねいに穴の中に入れる。
・潜ったことを確認してキャップをはめる。

■ビンの口周辺の拭き取り
・消毒用エタノールをティッシュペーパーに含ませ、ビンの口周囲のオガコ等を拭きとっておくと青カビ 等の増殖抑     制に効果があります。すでに青カビがあれば同様にふき取ってください。

■セット後、数日間は幼虫の様子をよく観察する
・幼虫が菌床上面 に出て潜らない時は要注意! →Q&A参照。
・ビン内をあちこち動き回り一カ所にとどまらない時は要注意! 
→何らかの事情で酸欠、穴を大きくするなどで対処

2.ビンの交換

■交換時の幼虫の取り出し
・スプーンなどを使って丁寧にかつ徐々にオガコを取り除き幼虫を取りだしてください。幼虫が見えない場合には特に注意が必要です。

■おおむね2ヶ月を目安に交換し、成虫までに通 常は3本使用
・交換時期は、飼育環境や幼虫の種、個体差または飼育方針などにより異なりますが、おおむね3本目のビンで羽化させます。以下は交換時期の目安です

■一回目の交換時期
・幼虫をセットしてから2ヶ月以上経過し、ビン側面 から見て食痕が多くあり、その付近が褐色となっている場合は2本目のビンに交換を行ってください。
・また、目に見える食痕が小さくて菌床の大部分が残っているように見える場合でも、3〜4ヶ月程度で交換を行ってください。


↑左2本交換時期、右交換用新ビン

■一回目交換時のビン選択のめやす
・取り出した幼虫の重量 が18〜20gを超えている場合は1500cc型、その他の幼虫は550ccまたは850cc型 をご使用ください。
・一回目のビン交換では小さかった幼虫が、二回目の交換では予想以上に大きくなっていたという事例も 比較的多くあります。

■二回目の交換時期とビン選択のめやす
・一回目に準じてビンを選択し、交換を行ってください。
・おおむねこの3本目のボトルで蛹化・羽化が行われます。
・2本目以降のビンは食痕があまり目立たないので注意が必要です。
・外国産など特に大きな幼虫については3000cc型をご使用ください。
※3000cc型は限定生産品です。事前に在庫状況を販売店にご確認ください。

■環境の温度により交換時期は異なります
・交換時期は幼虫の種や個体差のほか、飼育温度によって大きく異なります。冬季など温度の低い時期は 交換時期は遅くなります。菌床ビンの状態をよく観察し、経験を蓄積してください。

 【 Q&A 】飼育には種々の考え方、やり方があります。これはそのうちの一つの例です。
Q: 菌床が黒くなり、ボトル底部に水がたまっているが?  
 
A: 菌糸が劣化しています。ただちに交換してください。幼虫の死亡につながります。

Q: ボトルの側面や肩部分に水滴が見えるが?
A: ご使用上問題はありません。安心してご使用ください。
これらの水滴は菌糸の生長に伴う菌床自体の収縮により、ビンと菌床の間にわずかなスキマが発生し、そこに菌床内部の水分が結露したり滲み出したりしたもので、菌糸の有気呼吸により生じる生理的なものです。このスキマに水滴が見える場合であっても、菌床本体の含水率は適正値を保っており、内部には全く異常はありません。 これらの水分は時間の経過とともに徐々に菌床本体に吸収されていくものですが、菌床の外皮膜はその後も生長を続け厚くなっていきますので、まれにその後も残存することがあります。この場合でも菌床内部に影響を与えることはありません。 ※菌糸の劣化による水分の生成とは全く別のものです。

Q: ボトルの菌床上面に水がたまっているが?
A: 代謝水が滲出したものです。ご使用上問題はありません。水を捨ててください。 菌糸の有気呼吸による代謝水で、黄色系の色が着いていることがあります。急激な温度変化などで菌糸の活動が急に活発になったときなどに出ます。また、結露水の場合もあります。 ※菌糸の劣化による水分の生成とは全く別のものです。
Q: キノコが出てきたが?
A: 取り除いてください。ボトルはそのまま使用できます。
キノコは出にくくしておりますが、冬季低温の季節にはキノコが芽を出すことがあります。キノコが見つかった時は早めに取り除いてください。キノコが出ても取り除けば、そのままご使用いただいて問題 ありません。ただし、キノコが上面ではなく内部(側面からかたまり状に見える)に出ている場合は取り除けずにキノコがボトル内で腐敗することもありますので、時にはボトル交換が必要となることもあります。
また、蛹室内にキノコが出ている場合は蛹化(羽化)不全の原因となる場合がありますので人工蛹室が必要となります。

Q: 交換時期のボトルの外観は?
A: 虫セット後2ヶ月程度経過しかつ、食痕やその周囲の茶褐色部分がボトル側面の 60%を超えれば交換時期です。
ボトル中央部でほとんど動かず、側面には食痕がほとんどない幼虫もあります。その場合でも幼虫セット後3ヶ月程度で交換が必要となります。  ただいずれの場合でも、幼虫の種・個体差や飼育環境(特に温度)の影響を大きく受けますので、上記期間を標準に交換後のボトル内の残存菌床の様子等をよく観察して、自分流の交換時期(標準より長く、あるいは短く)を見つけだしていただくことがベストです。
そろそろ交換時期? ここまでくれば遅すぎます!直ちに交換

Q: 新しいボトルなのに、ボトルの側面に黄色や薄茶色の部分があるが?
A: Gポットの生理的な現象です。菌床の劣化ではありません。
これは菌糸のボトル内への蔓延により、菌床が収縮して生じたスキマにできた10ミクロン程度のきわめて薄い菌糸のかたまり(菌糸塊、原基)です。ふつう菌糸塊部分も白色ですが、Gポットはヒラタケ菌を クヌギ材で培養しているため黄色または薄茶色の着色が生じています。※これは菌糸劣化によるものとは全く相違します。

Q: ボトルの口部分や菌床上部に青カビがでているが?
A: このカビはペニシリウム(青カビ、乾燥状態を好みます。よく餅につくカビです)で 空気中などどこにでもいます。
通常菌床内には侵入しませんが、次のように拭き取ってください。
消毒用エタノールをティッシュペーパーに含ませ、ボトルの口周囲のオガコ等を拭きとる。菌床の上面 や中心部の穴の周囲にある場合はスプーン等ですくい取ってください。

Q: ボトルの側面に緑色、濃緑色カビが見えているが?
A: このボトルは使用を中止し、新しいボトルに入れ替えてください。
ボトルの表面でなく、ボトルの中にあり側面から見えるような形で増殖しているカビは、ほとんどの場合トリコデルマ(ミドリカビ)です。食痕(幼虫が掘り進んだ部分)に出ている場合は心配ありませんのでそのままご使用下さい
もし増殖して表面積の20%以上が濃緑色になった場合は様子を見ながら交換を検討してください。
まれに食痕とは全く関係のない部分に出ることがありますが、この場合は何らかの理由でその部分のキノコ菌が弱っている可能性があり、どんどん拡大してくるようであればボトル交換の必要があります。

Q: ダニについては?
A: クワガタ類の飼育環境はダニにとっても快適な環境です。
こぼれた菌床のカケラなどが餌になります。飼育環境の清掃は床面も含めこまめに行いましょう。ダニは雑菌類の運搬者でもあります。飼育ルームは清潔に保ちましょう。

Q: 幼虫が菌床の中に潜らないが?
A: 潜らない、あるいは上面に出てくるのは問題です。死亡の可能性大、対応が必要です。
まず、幼虫を幼虫のセット法にしたがって中央の穴の中にセットすることが必要です。 しかし、そのようにセットしても時間が経過すると上面 に出てきている場合はビン内または環境に異常があります
次の点をチェックしてみます。
●菌糸の活動が活発化していて、ビン内のCO2濃度が異常に高まっている。
 ・ボトルを高温下で保存していなかったか。
 ・ビンが宅配便等での到着直後でないか。
 ・夏季でクール便で到着
 ・冬季で外気温が低い。
  → 環境馴らしをしてから幼虫をセットする。
●菌床内部の温度が極度に低い。
  → 環境馴らしをしてから幼虫をセットする。
●何らかの理由で菌床内の酸素が欠乏している。
 ・環境の換気またはサーキュレーションが十分でない。
  →換気・サーキュレーション等をよくするとともにビンを逆さにする。
●Gポットに異常がある。
  ・アンモニア臭など異臭がないか、腐敗の様子はないか。
  ・ビン側面に緑色のカビ(トリコデルマ)がでていないか。

Q: Gポットの容器は何でできていますか?
A:  ビン本体、キャップ、フィルターともポリプロピレン(PP)です。
 廃棄時の分別基準は、2000年4月以後はPETボトル同様の資源ゴミとしてリサイクル対象です。

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